家づくりメモ-家相は住環境を整える指南書

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家づくりメモ-家相は住環境を整える指南書

お知らせ事務所通信

2019/08/01 家づくりメモ-家相は住環境を整える指南書

「家相」と「風水」は混同しがちですが、その違いってご存知でしょうか?

 

風水は古代中国が発祥で奈良時代に仏教と共に「土地の良し悪しを見るもの」として伝来してきました。

風や水、樹木、大地などが発する気を使って生活環境を整えるという考え方に根差しています。

その範囲はインテリアや色、地相、住む人の生年月日にまで及びます。

 

家相は風水をベースにしていますが、
日本の気候風土や文化に合わせてカスタマイズされたものです。

建物の形や部屋の位置など、住む人が快適に暮らせるように住環境を整えることを目的とした

住宅建築の処方箋のようなものです。

 

今回はこの「家相」についてのお話です。

 

使い勝手やコストを考えながら打合せを重ねて、ようやく完成したプラン。

そんな時、ふと周りから「家相は大丈夫?」と言われたら、

今まで家相を意識していなかった人でも気になってしまうのではないでしょうか?

 

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凶相とされる家相にはこんなものがあります。

 

①三所(北東【鬼門】・南西【裏鬼門】・家の中央【宅心】)に

三備(玄関・キッチン・トイレ)を設けず。

②宅心に階段を設けず。

③家相の正中線四隅線に不浄を配さず

④家相に欠けを用いない。

⑤家相に吹き抜けを用いない。

 

では家相を忠実に守った家が、お施主様にとって暮らしやすい家なのでしょうか?

家相を守らなければ良い家にはならないのでしょうか??

 

答えは・・・NOです。

単純に家相を鵜呑みにすると、吹抜けはダメということになってしまいますし、

凶相を避けて各部屋や設備を配置した結果、使い勝手の悪い間取りになってしまうことも・・・

 

家相とどう向き合うべきか。

過度に振り回されてもいけないけど、迷信めいたもの、と素通りするのも落ち着きませんね。

 

結果から言うと「理にかなう部分だけを取り入れる」ことがポイントです。

 

 

<取り入れるべき理由>

 

家相の考え方の基礎にあるのは日本の気候や風土です。

「鬼門」「裏鬼門」という言葉がありますが、これは方角のことで

北東を鬼門、南西の方角を裏鬼門と言います。

家相では鬼門や裏鬼門には水回りや玄関を作るのは避けたほうが良いとされています。

 

鬼門の北東は日当たりが悪く、ジメジメしやすい方角です。

冬は家の中で最も寒い場所になります。

そこにトイレや浴室があれば、ヒートショックの危険性が大きくなりますね。

また、家の顔である玄関が暗くてジメジメしているのは問題外でしょう。

 

一方、裏鬼門の南西は西日が当たり、高温多湿になりやすい方角になります。

裏鬼門にキッチンがあれば、雑菌が繁殖しやすくなり、食べ物は傷みやすくなります。

またキッチンは火を使うので、火災が起これば、南西の風にあおられ、

家中に火がまわってしまう可能性が高くなります。

玄関であれば、夏場に暑く湿った空気を、家の中に呼び込んでしまうことになります。

下駄箱の匂いも家の中に漂いやすくなります。

 

北東から吹く冬の冷たい風、南西から吹く湿った風(台風も含む)は、

南西と東北に伸びる日本列島に自然災害をもたらすものです。

その方角を鬼門、裏鬼門と呼ぶのは

人間の力ではどうでにもならないことへの恐れ、

そして家相は少しでも難を逃れるための知恵といえます。

 

 

<振り回されてはいけない理由>

 

建物はシンプルな四角の形状が構造的に最も強いものですが、

建物の形状としては、特に鬼門・裏鬼門の方角に「欠け」があるのは良くないとされています。

「欠け」の箇所は構造的に弱く、そこに強い風が吹きこむと

その風圧に耐えれず倒壊の恐れがあるからです。

 

ただし家相が発達したのは江戸時代。

庶民の家には寺社仏閣のような高度な木組みの技術が使われることはなく、

筋交いもなくありませんでした。

その時代で「欠け」がある建物は簡単に倒壊してしまったことでしょう。

 

しかし江戸時代と現代では建築技術・周辺環境が違うのは明らかです。

 

強固な構造や金物での補強、品質が保証された木材の使用。

東北の震災の後は、特に耐震に関しても細心の注意が払われるようになりました。

できれば「欠け」のない建物が望ましいことに変わりはありませんが、

敷地条件や間取りの希望を取り入れると、それを満たすことが難しい場合もあるでしょう。

 

また高気密・高断熱・24時間換気の住宅であれば、

実は前述したような寒さや高温多湿の問題は改善されますし、

部屋にはエアコン、キッチンには冷蔵庫があります。トイレは水洗、お風呂はユニットバスです。

 

わざわざ断熱材の入っていない家を建てる人は皆無でしょうし、

薪でお風呂を沸かしたり、トイレが汲み取りだったり、

道路が舗装されていなかったりするような時代の考え方を

そのまま反映させるのは理にかなっているとは言えないわけです。

 

鬼門・裏鬼門が凶相だと病気や事故、家庭不和・子宝に恵まれないなど、

なにかしらの災難に見舞われるかのように伝えられていますが、

鬼門、裏鬼門というのは子供に「悪いことをすると罰があたるよ!」と叱る母親のような側面もあります。

悪いことを理屈で教えるより、恐怖心に訴えて仕向けるほうが簡単ですから。

 

日照や風向きなど、住環境や住む人の健康を左右するものが根拠となっていますから

それに従い、災難をを避けられるのあれば有益ですが、

家相を意識しすぎて、不便な動線だったり、希望のかなえられなかった家で暮らすほうが、

家庭不和の元になりそうですね・・・

 

家の性能の向上とともに、核家族化や共働きの増加で、求められる「暮らしやすさ」も変化しています。

選んだ土地で、快適に過ごすために・・・ぜひ和田材木店にご相談下さい。

 

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